平成18年

「山荘の死」

 76.「山荘の死」  出版芸術社 刊  <挑戦篇・1>  H18/6月

収録作品
 「達也が嗤う」、「ファラオの壺」、「ヴィーナスの心臓」、「実験室の悲劇」、「山荘の死」、「伯父を殺す」、「Nホテル・六○六号室」、「非常口」、「月形半平の死」、「夜の散歩者」、「赤は死の色」、「新赤髪連盟」、「不完全犯罪」、「魚眠荘殺人事件」


 *「星影」、「鬼貫」、「三番館」の全事件に引き続き、いよいよ「挑戦篇」の刊行が開始されました。数作を除いて、いずれも入手困難な作品ばかりです。果たしてあの「殺し屋ジョオ」は収録されるのでしょうか?









 77.「白馬館九号室」  出版芸術社 刊  <挑戦篇・2>  H18/8月

収録作品
 「白馬館九号室」、「ふり向かぬ冴子」、「花と星」、「貨客船殺人事件」、「尾行」、「茜荘事件」、「悪魔の灰」、「おかめ・ひょっとこ・般若の面」


 *「茜荘事件」、「悪魔の灰」は「私だけが知っている」(早川書房:S36/6刊)収録バージョン。












「二つの標的」

 78.「二つの標的」  出版芸術社 刊  <挑戦篇・3>  H18/10月

収録作品
 「ドン・ホァンの死」、「ポルノ作家殺人事件」、「砂の時計」、「葬送行進曲」、「詩人の死」、「死人を起す」、「二つの標的」、「七人の乗客」、「終着駅」、「占魚荘の惨劇」、「密室の妖光」(大谷羊太郎と合作)


 *これで「挑戦篇」全3冊が完結。「落穂編」、「ジュブナイル編」の刊行にも期待しましょう!











平成19年

「消えた奇術師」(光文社文庫版)

 79.「消えた奇術師」  光文社 刊   <光文社文庫>  H19/4月

収録作品
 「赤い密室」、「白い密室」、「青い密室」、「黄色い悪魔」、「消えた奇術師」、「妖塔記」(改稿版)


 *付録1「赤い密室」の頃(初出:「幻影城」No.19 S51/6月号及び、「本格推理を楽しむ法」 (晶文社S61/9)、付録2「作品ノート」(初出:「五つの時計:鮎川哲也短編推理小説選集 第1巻」(立風書房S54/4)、付録3「作品ノート」(初出:「青い密室:鮎川哲也短編推理小説選集 第2巻」(立風書房S54/10)、天城一のエッセイ「奇跡! 星影龍三の復活」を巻末に収録。解説は山前譲氏。 










「悪魔はここに」(光文社文庫版)

 80.「悪魔はここに」  光文社 刊  <光文社文庫>  H19/6月

収録作品
 「道化師の檻」、「薔薇荘殺人事件」、「悪魔はここに」、「砂とくらげと」


 *付録1「作品ノート」(初出:「五つの時計:鮎川哲也編推理小説選集 第1巻」(立風書房S54/4)、付録2「作品ノート」(初出:同左)、付録3「作品ノート」(初出:「青い密室:鮎川哲也短編推理小説選集 第2巻」(立風書房S54/10)及び、高橋栄「鮎川先生の思い出」を巻末に収録。解説は山前譲氏。











「白昼の悪魔」光文社文庫版

 81.「白昼の悪魔」  光文社 刊  <光文社文庫>  H19/8月

収録作品
 「白昼の悪魔」、「誰の屍体か」、「五つの時計」、「愛に朽ちなん」、「古銭」、「金貨の首飾りをした女」、「首」


 *付録1「作品ノート」(初出:「五つの時計:鮎川哲也編推理小説選集 第1巻」(立風書房S54/4)、付録2「作品ノート」(初出:「プラスチックの塔:鮎川哲也編推理小説選集 第3巻」(立風書房S53/11)、付録3「作品ノート」(初出:「殺人歌劇<第二幕>」(青樹社H3/3)及び、山沢晴雄「鮎川さんとの私的な思い出」を巻末に収録。解説はおなじみの山前譲氏。










「早春に死す」光文社文庫版

82.「早春に死す」  光文社 刊  <光文社文庫>  H19/10月

収録作品
 「碑文谷事件」、「一時一〇分」、「早春に死す」、「見えない機関車」、「不完全犯罪」、「急行出雲」、「下り『はつかり』」


 *付録1「あとがき」(抜粋)(初出:「赤い密室」(サンケイ新聞出版局S48/7)、付録2「碑文谷事件」(「解説より)(初出:「一等車の女」(徳間書店S51/6)、付録3「作品ノート」(初出:「五つの時計:鮎川哲也編推理小説選集 第1巻」(立風書房S54/4)、付録4「作品ノート」(初出:同左」、付録5「見えない機関車」(初出:「見えない機関車」(光文社S61/10)、付録6「作品ノート」(初出:「青い密室:鮎川哲也短編推理小説選集 第2巻」(立風書房S54/10)、付録7「急行出雲」(初出:「急行出雲」(光文社S61/7)、付録8「下り『はつかり』」(初出:「下り『はつかり』(光文社S61/6)及び、濱井武「鮎川哲也氏との旅の思い出」を巻末に収録。解説は山前譲氏。









「わるい風」光文社文庫版

83.「わるい風」  光文社 刊  <光文社文庫>  H19/12月

収録作品
 「青いエチュード」、「わるい風」、「夜の訪問者」、「いたい風」、「殺意の餌」、「MF計画」、「まだらの犬」、「楡の木荘の殺人」、「悪魔が笑う」


 *付録1「作品ノート」(初出:「五つの時計:鮎川哲也編推理小説選集 第1巻」(立風書房S54/4)、付録2「作品ノート」(初出:「黒い版画:鮎川哲也編推理小説選集 第4巻」(立風書房S53/12)、付録3「作品ノート」(初出:「プラスチックの塔:鮎川哲也編推理小説選集 第3巻」(立風書房S53/11)、付録4「作品ノート」(初出:「新赤髪連盟:鮎川哲也編推理小説選集 第5巻」(立風書房S54/1)、付録5(初出:同左)、付録6「作品ノート」(初出:「殺人歌劇<第二幕>」(青樹社H3/3)、付録7「ハルビン回想ーあとがきにかえて」(初出:「しぶとい殺人者」(青樹社S61/12)及び、山口雅也「鮎川先生と≪奇偶≫のことなど」を巻末に収録。解説は山前譲氏。








平成20年

「夜の演出」

84.「夜の演出」  私家版(限定200部)  H20/2月

収録作品
 「探偵絵物語」(「最後の接吻」、「退屈なエマ子」、「アドバルーン殺人事件」、「舞踏会の盗賊」、「出獄第一歩」、「処刑の広場」、「激闘の島」、「ヨットの野獣」、「無人艇タラント号」、「九時〇七分の恐怖」、「湖泥のギャング」、「エミの復讐」)、「寒椿」、「黒い雌蕊」、「ライバル」、「結婚」、「哀れな三塁手」、「草が茂った頃に」、「殺し屋ジョオ」、「青いネッカチーフ」、「夜の演出」、「お年玉を探しましょう」(脚本)


 *熱心なファンの方が、著作権者の許可を得て小部数出版した作品集です。今まで単行本に収録されていなかった「幻」の短編、脚本を収録しており貴重です。表紙は喜国雅彦氏。










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