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| （１） | （２） | （３） | （５）S55/12第３版 | （６） | （７） |
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| （８） |
１．「別冊宝石」第８号 「百万円懸賞第三回入選作品：長編読切特輯号」 Ｓ２５／４月（３巻／２号）：初出
２．「宝石」臨時増刊号 「本格探偵小説代表作選」 Ｓ３５／５月（１５巻／７号）
３．光風社 刊 Ｓ３５／１１月：初刊本（発行日が同一のカバー装もある模様）
４．立風書房 刊 「黒いトランク：鮎川哲也長編推理小説全集・１」 Ｓ５０／７月 *「黒いトランク」、「赤い密室」を併録（書影は「黒いトランク」の項）
５．角川書店 刊 Ｓ５４／１月（角川文庫）
６．青樹社 刊 「青樹社ビッグ・ブックス」 Ｓ６２／６月（新書版）
７．講談社 刊 「文庫コレクション・大衆文学館」 Ｈ８／１１月（文庫）
８．光文社 刊 「鬼貫警部事件簿」 Ｈ１３／７月（光文社文庫）
*改稿癖のある鮎川氏の作品の中でも、「黒いトランク」と並んで最も改稿が著しい作品です。詳しくは（７）の山前譲氏の解説をご覧になって下さい。「ペトロフ」は、「プレ・鮎川に過ぎず、習作の域を出ていない」との厳しい意見もありますが、３００枚程度の短い中に、数々のトリックと戦前の満州の風景が鮮明に描かれた本作品は、習作というにはあまりにも惜しい作品だと思います。