散 財 日 記（２００４年５月）
５月２７日
素早い！
今日も出張。昼休みに新刊書店に寄りコミックスを買う。
草場道輝「ファンタジスタ 第１５巻〜第２５巻」（小学館）
佐々木少年「真月譚 月姫 第１巻」（メディアワークス）
さらに近くにあるブックオフへ。角川の旧版横溝が珍しくも結構並んでいたのでちょいめずなところを籠へ。
ｄ：横溝正史「羽子板娘：自選人形佐七捕物帳 第１巻」（角川文庫）
ｄ： 〃 「神隠しにあった女： 〃 第２巻」（ 〃 ）
ｄ： 〃 「誘蛾燈」（ 〃 ）
おお、久しぶりのｄ：マークだぜ。ご入用な方がおりましたらどうぞ。あとこんなのも。
ｄ：ボアゴベ「鉄仮面（上）」（講談社）→３巻本なのに（上）だけ、しかもダブリを買ってどうする？＞オレ。
ここで昼休み終了、職場に帰って残業して帰宅。あれ？ ポストの中に冊子小包が入ってるぞ。中から出てきたのは、
吉行エイスケ「地図に出て来る男女：吉行エイスケ作品集
第１巻」（冬樹社）
ちなみにこの本、いつ注文したんだか、まったく記憶にない。多分５／２５に文園社版購入→飲酒→土田さんが掲示板に書き込み→さらに飲酒→ぐびぐび飲酒→記憶喪失→検索→購入って流れだろうなぁ。￥500だったから良いけど、いつかとんでもないことをやらかしそうだ。反省しながら夕飯（ナスとベーコンのパスタだ）をぱくついていると玄関のチャイムが。おお、昨日書いたＴの輪書林での戦利品がもう届いてしまったぞ！ というわけでブツは
鮎川哲也「白の恐怖」（文華新書）→関連ページ、更新しました。
なのでありました。目録で外れること１０回以上、ようやく入手できて感無量であります。嬉しいねぇ。
（今日の購入冊数：６冊／今月買った本：２６冊／今年買った本：１４３冊）
５月２６日
七面鳥の丸焼き
を食い損ねたねぇ（笑）。しかしチームとしての力も個人のスキルも格が違う相手でしたな。個人的にはレッズの選手に怪我がなくて一安心であります。あと平山ぁ、あれは決めなくちゃ駄目だろ。確かにコースはなかったけれど、だったらループでも何でもさせろよ。強いばかりがシュートじゃないだろ。
話は前後するが、今日も肉体労働でヘロヘロになって帰宅。ポストを覗くとメール便でＴの輪書林の目録が届いていた。目録を送ってもらうのは初めてだけれど、噂に聞いていた通り分厚い目録でありますのう。で、早速チェック。橘外男の持っていない新書版が安く出ているのを見つけ、電話にてソッコーで注文を入れるがこちらは玉砕。いったん電話を切り、もう一度ゆっくりと見ていると、な、なんと「アレ」がものすごぉく安い値段で出ているではないですか！ 慌ててまた電話をするが話中でつながらない。イライラしながらリダイヤルすること数回、アルバイトらしき女の子に在庫の有無を確認すると・・・・・・、「こちらはあります」との返事が！ 久々に電話の前でガッツポーズをしてしまいましたよ。これで残りは後２冊、でもようやく道半ばというところかなぁ・・・。
買った本は届いたら書きますね（バレバレかな）。久々に嬉しい１冊でした。
（今日の購入冊数：０冊／今月買った本：２０冊／今年買った本：１３７冊）
５月２５日
密室好きは要チェックや！
今日は肉体労働。半日かけて業者の倉庫に積んである米を計量したのでもうフラフラ、でもＯ市のＳ書店に行かなければならないのだ。というのも、
エドマンド・クリスピン「大聖堂は大騒ぎ：世界探偵小説全集
第３９巻」（国書刊行会）
の入荷連絡が昨日留守電に入っていたからだ。ここではもう１冊新刊を購入。
愛川晶「ベーストンの鐘楼：影の探偵と根津愛」（光文社ノベルズ）
そして久しぶりに近くにあるブックオフへ。どうしようもなくしょぼい品揃えは相変わらずだが、新刊で買い逃していた本が￥１００均一にあったので購入。
トレヴェニアン「夢果つる街」（角川文庫）→「シブミ」が見つからないなぁ。
吉行エイスケ「吉行エイスケ作品集」（文園社）
なにをいまさらの「吉行エイスケ作品集」だが、冬樹社版の作品集も探しているんだけれど全然見かけないんだよなぁ。
そして真打ちの登場である。帰宅すると届いていた
Ｊｏｓｅｐｈ Ｃｏｍｍｉｎｇｓ “Ｂａｎｎｅｒ Ｄｅａｄｌｉｎｅｓ”（Ｃ＆Ｌ）
がそれだ！ 密室ファンにはおなじみの「伝説」の作家の英語圏初作品集である（フランスではすでに２冊の傑作集が纏められているらしい）。恒例の序文は「密室の鬼」ロバート・エイディ氏、バナー上院議員紹介の小文、ホックとの合作を１編含む全１４編の短編、そのホックの回想録「カミングスの思い出」、シリーズリストという構成だ。実はこの作品集目当てにシリーズの定期購読を申し込んだといっても過言ではないので刊行は本当に嬉しい。密室好きは要チェックですぜ。
おっと、興奮のあまりおまけ（？）についてきた小冊子を忘れるところだった。
Ｅ・Ｓ・Ｇａｒｄｎｅｒ “Ｅａｒｌｙ Ｂｉｒｄｓ”（Ｃ＆Ｌ）→Ｃ＆Ｌでは、「ロストクラシックスシリーズ」でガードナーの短編集を順次刊行するらしい。
さてと、明日も肉体労働だ・・・。
（今日の購入冊数：６冊／今月買った本：２０冊／今年買った本：１３７冊）
５月２２〜２３日
敵地は燃える
とても５月下旬とは思えない寒さのなか、我が浦和レッズＶＳ．東京ヴェルディ１９６９戦を観戦するために友人５人と「味の素スタジアム」へ。敵地だというのに３／５はレッズのサポだ（いつものことだけれど）。アウェイゲームを観戦するのは本当に久しぶりなんだけれど、やっぱ敵地は燃えるねぇ。コールも五割り増しだ。試合のほうは当然ながら１−３で勝利、調布駅前の大島料理の店で祝杯を挙げる。オリンピック代表が光った試合でしたな。そしてそのまま友人宅にしけこみだべって就寝、本日の１６：００ごろ帰宅いたしました。その後洗濯を済まして夕飯がてら近くの古本屋へ。
ｄ：皆川博子「死の泉」（早川書房：初：帯）
が半額であったので購入。手持ちのものは重版本だったんだよね。
しかし今年は本を買っていないなぁ。
（今日の購入冊数：１冊／今月買った本：１４冊／今年買った本：１３１冊）
５月２０日
一段落
仕事のほうは何とか山場を越えた。今日は雨が降りしきるなか、大家さんちに家賃の支払いに。夕飯をご馳走になりながらの話題は、もちろん昨日出没した蛇君の話である。どうやら進入経路は風呂場の排水溝（流れが悪いのでカバーをはずしていたのだ）かららしい。自宅の周りはまだ下水道が完備されていないので、排水をそのまま裏のドブ川（？）に流しているのだ。あ、もしかすると以前死闘を繰り広げたネズミもここから入ったのだろうか？ もちろん帰宅してソッコーでカバーをかぶせなおしました。
古本のほうは、帰宅途中に寄ったブックオフで３冊。
有明夏夫「京街道を走る：なにわの源蔵事件帳」（講談社文庫）
歌野晶午「ＲＯＭＭＹ そして歌声が残った」（講談社ノベルズ）
Ｊ・Ｅ・モーパーゴ「ペンギン帝国を築いた男」（晶文社）→ペンギンブックス創始者の伝記。クリスティーやセイヤーズについての言及も。
迷いに迷った末、「ウルトラセブン」のＤＶＤボックスを注文。久しぶりの「大人買い」（笑）です。
（今日の購入冊数：３冊／今月買った本：１３冊／今年買った本：１３０冊）
５月１６日
長いもの
朝、奇妙な音で眼が覚めた。きちんと形容できないのだが、ピシピシとかパチパチとかそういった感じの音が部屋の隅から聞こえてくるのである。「またネズミでも入り込んだのかな」と思い、寝ぼけ眼をこすりながら音のするほうに行ってみると、畳と畳の間のわずかな隙間（二階はフローリングの上に畳を引いているのです）に何か長い紐のようなものが。はて、なんだろうと思い近づいてみると・・・・
うっぎゃー！ なんと蛇ではないですか！
「なんでこんなところに蛇がいるんだよぅ」と、もはや半泣き状態のオレ。何とかして追い出さないことには今晩から気持ち悪くて寝られやしない。だってさ、就寝中に布団の中に入ってくるかも知れないでしょ。で、まずは市役所に電話。でも日曜日なので宿直しかいないらしく、「また月曜日にでも」との返答。おいおい、月曜日じゃ間にあわねぇんだよゴルァ。途方にくれたオレは蛇君を監視しながら、こんどは警察の「何でも相談ダイヤル」というところに電話。おそるおそる用件を切り出すと、ありがたいことに対応していただけるとのこと。「すぐにお願いしますね」と念を押し待つこと１５分。パトカーで３人のおまわりさんが颯爽と登場、５分にわたる追いかけっこのすえ、無事に窓から蛇を放り出してくれました。いやぁ、本当にありがとうございました＞３人のお巡りさんたち。家の中にいる蛇（アオダイショウ）はネズミを捕ってくれるから粗末にするなと言われるけれど、さすがに一緒の布団では寝る気にならないものなぁ。あと気になるのが進入経路。いったいどこから入ったのだろう？ どこかに穴でも開いているのだろうか？
ここ一週間で買った本は次の通り。久しぶりに「シムノン選集」が買えて嬉しいぞ。
天城一「天城一の密室犯罪学教程」（日本評論社）→新刊。待ちに待った本である。
マーヴィン・アルバート「セメントの女」（ポケミス１７５０：初）→新刊。
浜尾四郎「浜尾四郎探偵小説選：論創ミステリ叢書
第６巻」（論創社）→新刊。レアな作品も収録。
ニコラス・フリーリング「雨の日の王者」（ポケミス１０９６：初）
ジョルジュ・シムノン「雪は汚れていた：シムノン選集
第１巻」（集英社）
〃 「ビセートルの輪： 〃 第１２巻」（ 〃 ）
（ここ一週間の購入冊数：６冊／今月買った本：１０冊／今年買った本：１２７冊）
５月１１日
お詫び
仕事が本当にしゃれにならなくなってまいりましたので、申し訳ありませんが更新を休止させていただきます。来週中には何とかなる予定ですのでご了承ください。本当に申し訳ありません。
（今日の購入冊数：０冊／今月買った本：４冊／今年買った本：１２１冊）
５月 ６日
ダメ人間
ＧＷの豪遊＆不摂生ですっかりダメ人間と化したオレ。そりゃあ一週間近くも、起床（もちろん１０時過ぎ）→ＨＤＤレコーダーの編集→風呂（もちろんこの間にＤＶＤにダビング）→ゲーム→酒飲み（場合によってはこの後カラオケ）→就寝（もちろん午前様）→起床に戻る、なんていう生活を続けていればダメ人間にもなるわな。おかげで今日の仕事のかったるいことといったらもう。全然時計が進まないんだものなぁ。ＧＷ中の一日と職場での３０分ってほとんど同じ長さだと思いませんか？思いませんかそうですか。
知らないうちにクレジットカードのポイントがたまっていたので全ポイントを図書券に換えて新刊買い。
ジョン・フランクリン・バーディン「死を呼ぶペルシュロン：晶文社ミステリー」（晶文社）
中村恵理加「ダブルブリッド\」（電撃文庫）
はやみねかおる「僕と先輩のマジカル・ライフ」（角川書店）
歌野晶午「ジェシカが駆け抜けた七年間について」（原書房：ミステリーリーグ）
「ジェシカ」、「葉桜」もまだ読んでいないのに評判がいいので買っちまいました。
（今日の購入冊数：４冊／今月買った本：４冊／今年買った本：１２１冊）