散 財 日 記（２００５年２月）
２月２８日
駆け足
２月ってのは本当に駆け足で行ってしまうよなぁ。もう一年の１／６は過ぎちゃったってことじゃん。毎日毎日何をやっているのだろうとちょっと虚しくなったり・・・。
よしださんと同じく、オレも「あずみ」見ました。ＤＶＤじゃなくてスカパーでですけどね。なんか「あずみ」だけやけに小ぎれいなんだよ。しかもちっとも強そうに見えないのだ。カメラワークとかは結構面白かったんだけどね。あと美女丸役のオダギリジョーは最高！ 彼は今後是非ともこういった役をどんどんやってもらいたい。
映画といえば、「ローレライ」公開記念ということで「日本映画専門チャンネル」で特撮特集をやっているのだが、未見だった「世界大戦争」をようやく見ることができた。噂には聞いていたけれど、主演のフランキー堺（この人、今何やってんだろ？）の演技が素晴らしい。本当に泣きそうになったよ。日本版「渚にて」だよなぁ。
ヤフオクで久々の大物（？）を落札。
高木彬光「幽霊馬車：ジュニア探偵小説 第１巻」（偕成社）
だ。これで高木のミステリジュブナイルは、本で刊行されているものはようやくコンプリート。ちょっと奮発してしまったんだけど、どうしても欲しかったものだし仕方ないよね。
続いてＹ頭書房の「新着本」からも２冊。
ジョルジュ・シムノン「日曜日：シムノン選集
第７巻」（集英社）→生田耕作訳。シムノンを訳していたとはちょっとビックリ。
〃 「港のマリー： 〃 第９巻」（ 〃 ）
ところで楠田「顔をなくした男」って単行本未収録なんでしょうかね？
（今日の購入冊数：３冊／今月買った本：３２冊／今年買った本：６８冊）
２月２０日
サボり
日記を５日間もサボってしまいました。う〜ん、最近は職場と家の往復だけになっているからなぁ。あんまりネタがないんですよ。なんか画期的な出来事がないもんかなぁ・・・。
今日は雨がしとしとと降るなか、ちょいと野暮用でＵ市へ。帰りにＹ古書店やら量販系古書店を数店覗いたのだけれど、買いたいと思う本はまったくなし。以前は何かしら食指が動く本があったんだけどなぁ。そういえば森さんに数日前に電話にて伺ったんだけれど、東京でもミステリ関係のちょっと珍しい本はまったく見かけなくなっているという。みんな納まるところに収まっちゃったんだろうか・・・。
でも今週は、某目録のおかげで久しぶりに何冊か嬉しい買物ができた。
鮎川哲也「誰の屍体か」（春陽堂文庫：新装版初版）→Ｓ６２年発行の新装版。でも表紙のイラストが記憶していたものと違うような気が。今回買ったものはこんな表紙なんだけど、オレが見たのはなんか赤い靴が表紙全体に描いてあったような気がするんだよなぁ。記憶違いかもしれませんが、「それだったらオレ持ってる！」という方、お教えください。
園田てる子「証人台の女」（日本週報社）→マイナーミステリ。今回、これが一番嬉しかった。
ｄ：戸板康二「第三の演出者」（桃源社）→なぜダブリ買いしたかというと、手持ちのものは函欠本だったから。
「某目録」からはこの３冊、あとは量販店で何冊か。
デーヴィッド・カーキート「こどもの国の殺人者」（新潮文庫）
ウィリアム・アイリッシュ「わたしが死んだ夜：アイリッシュ短編集
第５巻」（創元推理文庫）
加藤元博「Ｑ．Ｅ．Ｄ．１３巻〜２０巻」→新刊で買う前に古本で見つけちゃった。
嬉しいといえば、出版されたのを英米のマニアが聞いたら卒倒しそうな、
アントニイ・バークリー「シシリーは消えた」
を筆頭に、
東雅夫 編「ゴシック名訳集成 暴夜幻想譚：伝奇ノ匣第９巻」（学研Ｍ文庫）
エドモンド・ハミルトン「輝く星々のかなたへ！／月世界の無法者：ＣＦ全集
第５巻」（創元ＳＦ文庫）→デフォ買い。
中村恵里加「ソウル・アンダーテイカー」（電撃文庫）
仁木悦子「探偵三影潤全集 第１巻：白の巻」（出版芸術社）
あたりの新刊も購入。「三影」はオレの大好きなシリーズなので、角川＆講談社＆光文社文庫で全部読めるのだけれど買うことにした次第。オススメです。
（今日の購入冊数：１０冊／今月買った本：２９冊／今年買った本：６５冊）
２月１４日
またクラッシュ！
パソコンがまたクラッシュしやがりました。おかげで３連休はずっと復旧、結局ハードディスクを交換する羽目に。このパソにしてからやたらとクラッシュ率が高くなったような気がするよなぁ。もしかしてババを引いたのだろうか？ というわけで、掲示板のレス付けも更新もできませんでしたがご容赦を。
話は変わるけれど、なんかこのごろ全然読書欲がわかないのだ。２月に入ってからまだ１冊も小説を読んでいない。実はオレには何度かこういう時期があった。なんか他に興味を持つと読書欲が薄れるみたいんだよね。実は最近またオーディオに懲りだしてスピーカーケーブルを変えたり関連雑誌を買い込んだりしていて、どうやら読書にまでエネルギーが回らないらしい。そろそろリハビリを開始しなければ。
とかなんとか言っても相変わらず本は買ってるっす。西尾は新刊、あとは全部古本です。
西尾維新「ネコゾギラジカル（上）：十三階段（講談社ノベルズ）
倉知淳「占い師はお昼寝中」（東京創元社）→くそう、文庫で持ってたか。
ウィリアム・アイリッシュ「わたしが死んだ夜：アイリッシュ短編集第５巻」（創元推理文庫）
若竹七海「名探偵は密航中」（光文社カッパノベルズ）→なんとなく・・・。
〃 「ヴィラ・マグノリアの殺人」（ 〃 ）→ 〃 。
ｄ：飛鳥高「青いリボンの誘惑」（新芸術社）→救済（笑）
そういえば、Ｒａｍｂｌｅ Ｈｏｕｓｅからベロウも届いておりました。ケーラーの肖像写真の絵葉書付きです。
（今日の購入冊数：６冊／今月買った本：１９冊／今年買った本：５５冊）
２月 ８日
ドキドキ
ああっ、いよいよ明日は北朝鮮戦だ。今回は久しぶりの最終予選ということで、実はオレはいまからすごく興奮しているのだ。なんていうかさ、あの胃がきりきりと痛くなるような独特の緊張感は、一回味わうと癖になるんだよねぇ。「選手でもないお前が緊張してどうするんだ、ボケ」という方もいらっしゃるでしょうけれど、やっぱサッカーフリークといたしましては緊張せずにはおられんわけです、はい。
「鎌倉の御前」（といっても信楽老じゃないっすよ）、奈良さんから
奈良泰明 編「初期創元推理文庫書影＆作品目録」（湘南探偵倶楽部）
が到着。ちなみにちょっとしたおまけもついておりました。ありがとうございます。
米丸さんから「翻訳道楽」も到着。今回は「思考機械」なのですごく楽しみだったんすよ。
ジャック・フットレル「紐の切れ端」
〃 「オペラ桟敷席の謎」
〃 「オルガン弾きの謎」
〃 「専用個室の謎」
〃 「廃屋の謎」
エドマンド・クリスピン「ペンキ缶を持って」→予約購読特典。
ｄ：Ｈ・Ｃ・ベイリー「壊れたヒキガエル」→修正箇所を直しての再送品。細かいフォローありがとうございます。
さて、明日の今頃は勝利の杯を傾けていることを祈ろう。
（今日の購入冊数：８冊／今月買った本：１３冊／今年買った本：４９冊）
２月 ４日
結果
結局、「刑事コロンボＤＶＤ−ＢＯＸ」も予約注文しちゃいました・・・・・・。
職場で行った健康診断の結果が届いた。前回は、白血球値：１２０００、肝機能：基準値より平均して５０くらい高め、総コレステロール値：２７７（動脈硬化一直線である）、中性脂肪：２０８、尿酸値：７．５という、今にも死にそうな数値が出ていたので今回もびびっていたんだけれど果たして結果は・・・・・・、おお、なんか良くわからんけれどかなり良くなってるぞぉ。白血球値７２００（正常範囲：虫歯の治療が功をそうしたか？）、肝機能：基準値より平均して２０くらい高め（酒大好き人間だから仕様がない・笑）、総コレステロール値：２２８（ちと高め）、中性脂肪：１２８（正常範囲：劇的に落ちたよ）、尿酸値６．１：（正常範囲）という結果でした。あとはコレステロール値が下がれば良いんだけどねえ。
でもなぁ、中性脂肪と尿酸値はなんで下がったんだろうか？ 相変わらずビールは飲んでいるし運動を始めたわけでもないしなぁ。自作のパスタに凝って、オリーブオイルを結構摂取していたのが良かったんだろうか？ ちなみにオレの体つきを見て血圧と血糖値を心配してくれる人が多いんだけれど、今のところはこっちは正常値っす（というか、少し低めなくらいです）。
ＲＡＭＢＬＥ ＨＯＵＳＥのＨＰを見ると、
Ｎｏｒｍａｎ Ｂｅｒｒｏｗ “Ｔｈｅ Ｃｌａｗｓ ｏｆ ｔｈｅ Ｃｏｕｇａｒ”（Ｒａｍｂｌｅ Ｈｏｕｓｅ）
が刊行されたようなので早速ＰａｙＰａｌを使い注文。安全性を考えてプラス＄３．００支払ってGlobal
Priority Mailにしてもらう。あとｂｋ１でレオ・ペルッツ「最後の審判の巨匠」を予約。こちらは予約者全員に、ペルッツの短編の翻訳がメールで送られてくるという特典あり。
（今日の購入冊数：１冊／今月買った本：５冊／今年買った本：４１冊）
２月 ３日
いろいろ
・昨日のシリア戦、マスコミは「完勝」などと騒ぎ立てているけれどホントにそうかぁ？ なんか中盤のマークがルーズで、もっと切れのあるドリブラーが相手にいたなら何回かピンチになってたはずだぞ。それとなんか世間がもう「最終予選突破確実！」見たいな雰囲気になっちゃってるのが怖い。そんな簡単に行くかってえの。フィールドプレーヤーに最終予選の経験者が皆無なのも心配だ。あ〜、本番が近くなってくると不吉な考えばかりが浮かぶよなぁ。あとね、オレは海外組は今のところは要らんと思う。試合の一日前や二日前にポッと合流してチームにフィットするわけないじゃん。
・今日は歯医者の日。右上の神経を抜いた歯の根の治療続行中なのだけれどこれが結構痛い。薬を詰めるときに必ずくわっと歯が浮くような痛みが走るんだよなぁ。先生は、「根が膿んでいるんで痛みます」というんだけれど、これってまだ神経が残っているってことじゃないのか？ また夜中に痛み出したら嫌だよなぁ。
・ぐわぁ、「アウターリミッツ」と「血を吸うシリーズ」に続いて「刑事コロンボ」もＤＶＤ−ＢＯＸ化ですか。ａｍａｚｏｎで予約すると全２３枚組み￥２１，０００、一枚約￥９００は安いと思うのだけれど・・・うーん、どうしよう・・・。
・歯医者のあとしばらく寄っていない古本屋Ｌへ。ハードカバーでちょっと嬉しいものを拾うことができた。
貫井徳郎「烙印」（東京創元社）
〃 「修羅の終わり」（講談社）→文庫版は持ってるけれど、元版ですから。
デービッド・カーキート「こどもの国の殺人者」（新潮文庫）
Ｈ・Ｇ・ウェルズ「透明人間」（ポプラ社文庫）→海野十三訳
「ちょっと嬉しいもの」っていうのは、もちろん貫井さんの「烙印」だ。これって今新刊で流通してませんよね？ 「慟哭」の初版本も欲しいのだけれど・・・。
（今日の購入冊数：４冊／今月買った本：４冊／今年買った本：４０冊）