「積木の塔」


「積木の塔」初刊本 「積木の塔」角川文庫版 「積木の塔」青樹社文庫版
(1) (3)S59/4第11版 (4)


書              誌

 1.読売新聞社 刊  「新本格推理小説全集・1」  S41/12月:初刊本
 2.立風書房 刊  「鮎川哲也長編推理小説全集・6」  S50/12月  *「風の証言」、「達也が嗤う」との合集(画像は「風の証言」の項)。
 3.角川書店 刊  S51/6月(角川文庫)
 4.青樹社 刊  H11/4月(青樹社文庫)
 

 *読んではいるのですが、なぜか(私個人としては)ほとんど内容を覚えていません。被害者が、レコードの訪問販売のサラリーマンだというのをかろうじて覚えていたくらいです。やっぱり、時刻表を使ったオーソドックス(?)なアリバイ崩し物は、私には向いていないようです。戦前の満州でのことが、事件と綿密な関係を持っています。行間から、素顔の鮎川さんがかいまみえるかもしれません。

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