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１．米初版：Harper&Brothers １９３７
２．英初版：Hamish Hamilton１９３７
３．米ペーパーバック初版：Popular Library
１９４４
４．英ペーパーバック初版：Guild １９５２
１．「火刑法廷」 早川書房 刊 「ハヤカワ・ポケット・ミステリ１７４」 西田政治 訳
Ｓ３０／２月
２．「火刑法廷」 早川書房 刊 「ハヤカワ・ポケット・ミステリ１７４」 小倉多加志 訳 Ｓ３８／１０月 *上記の改訳版です。
３．「火刑法廷」 早川書房 刊 小倉多加志 訳 Ｓ５１／５月（ハヤカワ・ミステリ文庫）
コメント
*もう２０年以上前のことですが、この物語をはじめて読んだ時のことは未だに忘れられません。読み終わったときは何がなんだかさっぱりわかりませんでしたが、ベッドに入り目をつむったとたんに最終章の意味にはっと気がついたのです。その夜は興奮してしまい、なかなか寝つけませんでした。納骨堂からの死体消失トリックも素晴らしく、「本格ミステリ」という枠組から○○○○○した構成も見事です。ただ、ミステリ文庫版の松田道弘氏の解説は、この作品の趣向を徹底的にばらしていますので未読の方は絶対に読まないで下さいませ。カーを語る上で、必読の傑作と言えるでしょう！