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１．米初版：William Morrow１９４１
２．英初版：William Heinemann１９４２
３．米ペーパーバック初版：Pocket Books
１９４６
４．英ペーパーバック初版：World １９５９
１．「この眼で見たんだ」
「別冊宝石６３号（Ｓ３２／２月発行・第１０巻第２号）：世界探偵小説全集・２２ ディクソン・カー篇（第三集）」 長谷川修二 訳
*長谷川修二訳「一角獣殺人事件」、北村栄三訳「盲目の理髪師」（前編）との合集。
２．「殺人者と恐喝者」 東京創元社 刊 長谷川修二 訳
Ｓ３５／８月（創元推理文庫）
３．「殺人者と恐喝者」 原書房 刊 森英俊 訳 Ｈ１６／４月（ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ）
コメント
*カーの入手困難本のなかでも、この作品の創元推理文庫版はもっとも見つけにくいものの一つです。翻訳者は同一なので、「別冊宝石」版を探すことをお奨めします。アンフェアぎりぎり（カーはこの手法が好きだったらしく、カー名義の作品のなかでも使っていますね）のきわどい手が使われています。トリック的にはたいしたことはない（というか、あまりにも・・・）のですが、Ｈ．Ｍ．のファンにとっては、彼の自伝が語られるという見所がある作品です。なお、あくまでうわさですが、某出版社より改訳版が刊行されるという話もあります。どうか実現されますように！
追記：ついに改訳版が出ました！ 快挙ですね。