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１．米初版：William Morrow １９４３
２．英初版：William Heinemann １９４３
３．米ペーパーバック初版：Pocket Books
１９５３
４．英ペーパーバック初版：Penguin １９５１
１．「貴婦人として死す」 早川書房 刊 「ハヤカワ・ポケット・ミステリ４８１」 小倉多加志 訳 Ｓ３４／４月
２．「貴婦人として死す」 早川書房 刊 小倉多加志 訳 Ｓ５２／３月（ハヤカワ・ミステリ文庫）
コメント
*「恋人たちの身投げ場」に続く小道の上に残された二筋の足跡、無理心中と思われた二人の胸には至近距離からの銃痕が。しかし、他に足跡はない・・・。この難事件をＨ．Ｍ．はいかにして解くのでしょうか？ 非常に複雑なトリックが使われる、カーの初期を思わせる佳作です（オカルティズムはありませんけれども）。なお、この作品にはもう一つ、殺人事件のトリックのほかにある趣向が使われていますがこちらは読んでのお楽しみ、ぜひ騙されて（笑）、「やられた！」と叫んでくださいませ。邦訳も簡単に入手できますし、必読の一冊です。