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| （２） | （３） | （５）S57/5第４版 | （６） |
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１．「小説新潮」 Ｓ３７／８：原型短編
２．文藝春秋新社 刊 「ポケット文春」 Ｓ３８／７月：初刊本
３．毎日新聞社 刊 Ｓ４７／５月
４．立風書房 刊 「砂の城：鮎川哲也長編推理小説全集・４」 Ｓ５２／７月 *「砂の城」との合集。（画像は「砂の城」の項）
５．角川書店 刊 Ｓ５７／５月（角川文庫）
６．光文社 刊 「鬼貫警部事件簿」 Ｈ１４／１２月（光文社文庫）
*なぜか角川文庫版でもあまり見ない作品です。あくまでも推定ですが、作中、ある疾患を取り上げていて、そのせいで復刊がためらわれているのかもしれません。決して、鷲尾三郎の某長編のように興味本位の取り上げ方ではなくて、きちんとした問題定義になっているのですが。アリバイ崩しは、オーソドックスな時刻表物と思わせておいて・・・・・・。ラストの余韻も見事な、中期の佳作といえるでしょう。