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| （１） | （２） | （３） | （５）S54/10第６版 | （６） |
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１．「宝石」 Ｓ３９／１〜５：初出（但し、「宝石」廃刊のため中絶）（画像は、Ｓ３９年１月連載開始号）
２．講談社 刊 Ｓ４０／８月：初刊本
３．双葉社 刊 「双葉推理小説シリーズ・９」 Ｓ４７／６月 *「不完全犯罪」を併録
４．双葉社 刊 「双葉推理小説シリーズ・９」 Ｓ４８／１０月 *「不完全犯罪」を併録
５．角川書店 刊 Ｓ５０／７月（角川文庫）
６．講談社 刊 Ｈ５／１０月（講談社文庫）
*鮎川作品の中でも異色中の異色作です。なんてったって、当時の推理作家がほとんど実名で出てくるのですから。竹本健治の「ウロボロス」シリーズなどを、「斬新な試みだ」なんて言っている、若手（？）評論家の方々にぜひ読んでもらいたい作品です。作家には大問題である「盗作」を扱っていますが、作中に出てくる某作家が盗作で訴えられたのはこの作品の発表後だったのでしょうか？ ちょっと気になってしまいます。推理小説的には、犯人の目星がすぐについてしまうのがちょっと難点ですかね。