散 財 日 記（２００２年７月）
７月３０日
久々の当たり
肉体労働が続き、おまけに倉庫でダニに喰われまくりのオレ。痒くてつらいです。やっぱり酒を飲みまくっている人間の血は美味いのだろうか？ 一緒に作業をしているやつらで、食われてるのは飲兵衛ばっかりなんだけど・・・・・・。
さて、今日は肉体労働ではないがＳ市に出張だ。昼休みは取れるので久しぶりにブックオフにでも寄ってみるかな。でもこのＳ市の店は本当にしょぼいんだよね。単行本、新書、文庫とまったく買うものがないぞ。ところがふと豪華本のコーナーを見ると、こんな書名が。
ジョン・コリア「炎のなかの絵：異色作家短編集
第６巻」（早川書房：函：旧版）
マルセル・エイメ「壁抜け男： 〃 第１２巻」（〃：〃：〃）
両方とも新版で読めるけれど、実はオレはとことんこの叢書に縁のない人間なのであります。実は旧版は手元に１冊もなし、正月のＴ武でも目の前で「一角獣・多角獣」を抜かれたし・・・。ということで、個人的には嬉しい買い物なのでありました。
帰宅してポストを覗くと北のほうから目録が。マンガばかりなんで、多分注文しないでしょう。
（今日の購入冊数：２冊／今月買った本：１０８冊／今年買った本：５３５冊）
７月２５日
数えてみた
掲示板でのよしださん大鴎さんの発言を読んで、買ったポケミスの冊数を数えてみた。しんけんに集めてみようと思ったのは昨年の１１月からなのでそこからカウント、日記を読み返してみると・・・ホントに買いまくってるねぇ。で、新刊古本合わせての冊数は、なんと３８５冊（ホントかよ・・・）！ １冊￥５００に換算しても、消費税込みで２０万を超えちゃうぞぉ。もちろん１冊￥１００で買ったものもあるし、その逆にウン千円だしたものもあるけどね。はぁ、ちょっと自己嫌悪・・・。
今日届いた冊子小包は２通。ようやく刊行された、
グラディス・ミッチェル「ソルトマーシュの殺人：世界探偵小説全集
第２８巻」（国書刊行会）
と、毎度のことながらいつ注文したか忘れてしまった洋書
Ｖｅｒａ Ｋｅｌｓｅｙ "Ｓａｔａｎ Ｈａｓ ａ Ｓｉｘ Ｆｉｎｇｅｒｓ"（米初版）
Ｒｕｆｕｓ Ｋｉｎｇ "Ｍｕｒｄｅｒ ｏｎ ｔｈｅ Yacht"（米リプリント版）→ｐｂでは持ってたんだけどどうしてもｈｂが欲しかったんだ。
Ｖａｎ Ｗｙｃｋ Ｍａｓｏｎ "Ｔｈｅ Ｂｕｄａｐｅｓｔ Ｐａｒａｄｅ Ｍｕｒｄｅｒｓ"（米リプリント版
ｗｉｔｈ Ｄ／Ｗ）
〃 "Ｓｅｃｒｅｔ Ｍｉｓｓｉｏｎ ｔｏ Ｂａｎｇｋｏｋ"（米初版
ｗｉｔｈ Ｄ／Ｗ）
〃 "Ｔｈｅ Ｗａｓｈｉｎｇｔｏｎ Ｌｅｇａｔｉｏｎ Ｍｕｒｄｅｒｓ"（米リプリント版
ｗｉｔｈ Ｄ／Ｗ）
「サタンは６本の指を持つ」なんて、いかにもＢ級みたいで良くないですか？
（今日の購入冊数：５冊／今月買った本：１０６冊／今年買った本：５３３冊）
７月２１日
荷物が来た！
今日も肉体労働、へとへとに疲れているので、２０日の「伊勢丹浦和＆早稲田」の買い物報告だけね。愛想のない日記ですんません。
まずは某氏に見つけてもらった高木の新書版。買ったのを結構忘れている本があるなぁ・・・。
高木彬光「悪魔の火祭」（桃源社：ポピュラーブックス）
〃 「青銅の顔の女」（ 〃 ： 〃）→角川文庫未収録６編を含む短編集。
ｄ： 〃 「脱獄死刑囚」（ 〃 ： 〃 ）
ｄ： 〃 「復讐保険」（ 〃 ： 〃 ）
ｄ： 〃 「目撃者」（ 〃 ： 〃 ）
ｄ： 〃 「悪魔の嘲笑」（ 〃 ： 〃 ）→手持ちのものとは装丁ちがい。
〃 「失踪」（東京文藝社：トーキョーブックス）
続いて大量に買ったポケミス。凄い数だね。
Ｅ・Ｓ・ガードナー「殴られたブロンド」（ポケミス１８０：初）
ｄ：クレイグ・ライス「スイート・ホーム殺人事件」（ 〃 ３３５：初）→ダブリかい・・・。
コーネル・ウールリッチ「喪服のランデブー」（ 〃 ３６３：初）
ｄ：イアン・フレミング「死ぬのは奴らだ」（ 〃 ３６６：初）→トホホ・・・。
ｄ：Ｅ・Ｓ・ガードナー「五人目のブルネット」（ 〃 ３８８：初）
Ｂ・Ｓ・バリンジャー「消された時間」（ 〃 ４６７：重？）→奥付では「Ｓ３４／５／１５再版」となっているが、初版はＳ３４／４／３０のはず。本当にこんなに早く重版されたの？
ｄ： 〃 「大胆なおとり」（ 〃 ５０８：初）→あ〜あ。
ｄ：カーター・ブラウン「コール・ガール」（ 〃 ５４５：重）→またトホホ。しかも重版買ってるし・・・。
ｄ：Ａ・Ａ・フェア「屠所の羊」（ 〃 ６３０：初）→ダメだコリャ。
ブレット・ハリディ「金髪の罠」（ 〃 ６２５：初）
ｄ： 〃 「ドリンダが踊るとき」（ 〃 ６３１：初）
〃 「死体が転がりこんできた」（ 〃 ６３７：初）
〃 「ビスケーン湾の殺人」（ 〃 ６３９：初）
ｄ： 〃 「殺人稼業」（ 〃 ６５０：初）→シェーン物もきちんとリスト作らないとだめだな。
Ｅ・Ｓ・ガードナー「重婚した夫」（ 〃 ６８２：初）
カーター・ブラウン「悩ましい死体」（ 〃 ６９１：重）
〃 「ストリッパー」（ 〃 ６９８）
ブレット・ハリデイ「シェーン真相を追う」（ 〃 ７５４：初）
カーター・ブラウン「乾杯、女探偵！」（ 〃 ７９０：初）
〃 「白いビキニ」（ 〃 ７９６：初）
〃 「恋人よ、われに帰るな」（ 〃 ８０２：初）
Ｅ・Ｓ・アーロンズ「弁護士プレストン」（ 〃 ８１０：初）
ブレット・ハリデイ「コニャックの味」（ 〃 ８３３：初：函）
カーター・ブラウン「恐怖が這いよる」（ 〃 ８６２：初：函）
Ｅ・Ｓ・ガードナー「つかみそこねた幸運」（ 〃 ８７２：初：函）
ｄ：Ｇ・Ｇ・フィックリング「ハニー貸します」（ 〃 ９４４：初：カバー貼付）→人様に見つけてもらった本なのになぁ。ダブリとは申し訳なし。
リチャード・ワームザー「引裂かれたカーテン」（ 〃 ９５７：初）→ヒッチコックの同名映画の原作。
ジョゼ・ジョバンニ「ひとり狼」（ 〃 １０８６：初）→「ひとり娘」だと思っていた（そりゃ、酒の銘柄だよ）。
その他、あまりミステリとは関係ない本を１３冊ほど購入。
うへぇ、久しぶりに１００冊突破しちゃったよ・・・・・・。
（今日の購入冊数：４８冊／今月買った本：１０１冊／今年買った本：５２８冊）
７月２０日
遠征
ホントは今日はさ、やることがいっぱいあった訳よ。今年一番の暑さと天気予報も言っていたし、クーラーの効いた部屋で片付けをしたり、書庫の整理もしようかと思ってた。しかし、よしださんのあの日記を読んだからには、古本者としては伊勢丹浦和に行ってみたくなるでしょ？ で、行ってきましたよ伊勢丹浦和。まずは会場に着くと例の貸し本あがりが大量に出品されている平台へ。なるほど、「兵どもが夢の跡」って感じですな。さすがに買いたいというようなものはもうなかったけれど、ちょっとは目の保養にはなったっすね。 更にポケミスが少し出品されていたので何冊か抜いていると、耳元で聞き覚えのある声が。おお、○○さんと××さんではありませんか。「これから馬場に行きませんか」との誘いを受け、早稲田へと向うことに。うう、暑いぞぉ。
早稲田でも当然ねらい目はポケミス。しかしここまで来るとは思っていなかったので当然探究書リストは不所持、大体の当たりをつけて１０冊ほど購入したんだけれど絶対に何冊かはダブってるよな・・・・・・。 あ、買った書名は、荷物の届くのが明日あたりになりそうなので確定したら書きますね。
結構疲れて帰宅すると冊子小包が届いていた。ブツは
「別冊シャレード６９号：天城一特集 第６集」（甲影会）
今回は長編「圷家殺人事件」の一挙掲載。渋いですなぁ
（今日の購入冊数：１冊／今月買った本：５３冊／今年買った本：４８０冊）
７月１７日
やっぱり買っちゃった
今日も一日出張、田んぼを走り回って、そこに刺してある札を回収する仕事。大汗である。あんまり食欲も湧かず、昼飯も半分くらい残してしまった。喉も痛いし夏風邪か？
そんななかでもやっぱり古本屋に寄ってしまうオレ。量販系の店１軒で、
松岡悟「蹴る馬」（三一書房：初：帯）→副題に「競馬サスペンス」とあったので。
若山三郎「青春の花道」（春陽堂文庫）
の２冊を購入。しかしショボイ買い物ですな。
晩酌のつまみに焼き鳥を購入し帰宅すると、玄関前にＢＫ１からの小包が。新刊の文庫はこちらではなかなか見ないのでまとめて注文していたんだわさ。
日下三蔵 編：橘外男「橘外男集：怪奇探偵小説名作選
第５巻」（ちくま文庫）→個人的には「蒲団」より「逗子物語」の方が好き。
ビル・Ｓ・バリンジャー「煙で描いた肖像画」（創元推理文庫）→小学館のほうで買ったばかりなのになぁ。やっぱり買っちゃったよ。
東雅夫 編：芥川龍之介「芥川龍之介妖怪文学館：伝奇ノ匣
第３巻」（学研Ｍ文庫）→小説ばかりでなく座談会等も収録。相変わらず充実してます。
国書刊行会から、「日影丈吉全集」と「世界探偵小説全集
第４期」の内容見本が届く。両方とも全巻予約決定！
（今日の購入冊数：５冊／今月買った本：５２冊／今年買った本：４７９冊）
７月１５日
嵐の夜
先週に続きまたしても台風襲来、今年は太平洋高気圧の勢力が弱いため、こんなに早い時期から上陸するのだそうだ。まったく勘弁して欲しい。わがＴ市でも市営住宅が軒並み水没という、２０年ぶりの大水害が起こったばかりだというのになぁ・・・。ちなみに今現在は雨風ともに激しくはありません。今のうちに雨戸閉めなきゃ。
さて、１３日の日記に書いたポケミスが某古書店より届く。玄関先に置かれていたものの、どうやら雨には当たっていないようで一安心であります。届いたのは、
アガサ・クリスティー「アクロイド殺し」（ポケミス２２４：初）→ナイスな装丁！
ｄ：Ｃ・Ｈ・Ｂ・キッチン「伯母の死」（ 〃 ２７０：初）→初版に買い替え。
アガサ・クリスティー「葬儀を終えて」（ 〃 ２８６：初）
スタンリイ・エリン「断崖」（ 〃 ３９５：初）
ロアルド・ダール「あなたに似た人」（ 〃 ３７１：初）
マーガレット・ミラー「殺す風」（ 〃 ４１９：初）
ロス・マクドナルド「運命」（ 〃 ４２７：初）
レックス・スタウト「腰ぬけ連盟」（ 〃 ５６２：初）
Ｅ・Ｓ・ガードナー「歌うスカート」（ 〃 ５９８：初）
〃 「瓜二つの娘」（ 〃 ６２０：初）
〃 「影をみせた女」（ 〃 ６４７：初）
フランク・グルーバー「バッファロー・ボックス」（ 〃 ６７３：初）→嬉しい！
Ｅ・Ｓ・ガードナー「ブロンドの鉱脈」（ 〃 ７２７：初）
ｄ： 〃 「あつかいにくいモデル」（ 〃 ７５０：初）→あ〜あ、やっちゃったよ・・・。リストチェック漏れ。
の１４冊。さすがにグルーバーは多少値が張ったけど、あとはリーズナブルなお買い物。さて、明日はｂｋ１から荷物が届くかな？
（今日の購入冊数：１４冊／今月買った本：４７冊／今年買った本：４７４冊）
７月１４日
暑い
暑すぎる・・・って十万石まんじゅうじゃないんだって（ローカルネタすみません）。今日は炎天下のなか、オヤジが死んでからほったらかしにしてある家庭菜園へ。うへぇ、なんという荒れ具合。草を全部刈るのは無理だが、なぜかにょきにょきと生えている竹だけは切らんとな。で、３時間かけて竹を切りまくりましたよ。すっげー汗だくで自宅に帰り、ビールを飲んで一眠り、いやぁ極楽ですのぅ。そしてふと気がつくともう夕方の６時、酔いも覚めたので夕食を買いに行くついでにいつものＹ古書店へ。目当ては例のごとくポケミス。
アガサ・クリスティー「マギンティ夫人は死んだ」（ポケミス４０６：初）
レイモンド・チャンドラー「プレイバック」（ 〃 ５１８：初：函）
アガサ・クリスティー「パーカー・パイン登場」（ 〃 ５２０：初：函）
を手にとって更にうろうろしていると、文庫棚で
Ｅ・Ｓ・ガードナー「不安な遺産相続人」（ＨＭ文庫）
を見つけた。先月号の「本の雑誌」で、ｋａｓｈｉｂａの兄貴の連載を読んで頭に残っていた本。ＨＭ文庫は結構品切れが多いので、注文しても買えんかも知れんなぁとこちらも購入。
国書刊行会から「世界探偵小説全集」第４期と「日影丈吉全集」の内容見本が届く。ソッコーで全巻予約だな。
（今日の購入冊数：４冊／今月買った本：３３冊／今年買った本：４６０冊）
７月１３日
復刻！
今日からいよいよＪが再開、わが浦和レッズは強敵ジュビロ磐田と対決だ。諸所の事情によりスタジアムには行けなかったので、埼玉テレビにて観戦するが・・・・・・、先制、そして同点にされたあとの勝ち越しゴールといい試合をしたものの、結局Ｖゴール負け。しかし、藤田はいい仕事をするよなぁ。
さて、今日は物凄く嬉しい本が届いた。それは、
高木彬光「骸骨島」（神月堂：私家版）
であります。ご存知、神津恭介登場のジュブナイル作品ですが、いままで単行本になっておらず今回が初の書籍化。著作権者である高木ムツさん（高木先生のご夫人）の許可も得ています。ご興味のある方は、こちらへどうぞ。
まったく記憶にないのだが、某古書店から「ご注文ありがとうございます」のメールが。なんか、物凄い冊数のポケミスが書いてあるんですけど・・・・・・。また酔っ払った勢いで注文を出してしまったみたいです。どうしよう・・・・・・。
（今日の購入冊数：１冊／今月買った本：２９冊／今年買った本：４５６冊）
７月 ９日
いろいろ
・第１回を忘れて見られなかった「濱 マイク」の第２話を視聴。なんかいきなりこけてない？ 全然面白くなかったんですけど・・・・・・。
・某匿名掲示板で、いよいよ河出の島久平本の収録作が明らかに！ 初期の「殺人事件シリーズ」や、新聞連載の２中編の収録が嬉しい。しかし（というか、やはりというか）「探偵実話」や「探偵倶楽部」に発表された中短編は１作も収録はなし。作品の出来からしてしょうがないよね・・・。
・某コンビニにてキャンペーン実施中の「キリン樽生専用サーバー」を衝動買い。デパートのアウトドアコーナーなどで売っているサーバーは、空気圧を利用するものなんだけれど、こちらは業務用などと同じく二酸化炭素ボンベを使用。早速使用してみたんだけどこれがスッゲー美味いんだわ。ビールのほうに専用の樽を使わなければならないのがネック（しかもちょっと割高）なんだけど、店で飲むのと同じようなクリーミーな泡は絶品。しかもサーバーをつけたまま、一週間程度なら口を開けても鮮度が落ちないという触れ込み。アサヒにかなり差をつけられているキリンだけれど、これが起爆剤となるのでしょうか？
・台風の影響か大雨の降るなか、一軒だけリサイクル系古書店に寄る。
愛川晶「化身」（東京創元社：初：帯）
〃 「鏡の奥の他人」（幻冬舎：初）
の２冊を購入。
・ああ、箇条書きだと日記が楽だぁ。
（今日の購入冊数：２冊／今月買った本：２８冊／今年買った本：４５５冊）
７月 ８日
今日の買い物
まったく嫌になっちゃうほど忙しいよなあ。毎日毎日出張だし、先週の土日はいろいろと雑用を済ますつもりが、米の販売に近くのスーパーに駆り出されたり・・・おかげで書斎の中もごちゃごちゃでごんす。でも今日は絶対に古本屋に寄っちゃるけんね、とおなじみのＹ古書店へ。まずはいつもの通りポケミスから。
ｄ：早川書房編集部 編「名探偵登場 第１巻」（ポケミス２５０：初）
ｄ： 〃 「 〃 第２巻」（ 〃 ２５１：初）
ｄ： 〃 「 〃 第３巻」（ 〃 ２５２：初）→３冊とも初版に買い替え。
Ｓ・Ｓ・ヴァン・ダイン「グレイシイ・アレン殺人事件」（ 〃 ３７８：初）
ハリイ・オルズカー「殺人をしてみますか？」（ 〃 ５００：初）
それから安物買いも。
Ｗ・Ｈ・ホジスン「異次元を覗く家」（ハヤカワＳＦ文庫）
ビル・ブリトゥン「ぼくは・・・スーパーマン新入生」（文研出版）→ようやく見つかりました。
Ｗ・デ・ラ・メア「九つの銅貨」（福音館書店）
最後のデ・ラ・メア、こんな本出てたのかあ。全然知らなかった。
お次は昔からお世話になっているＯ市の新刊書店Ｓへ。そろそろ並んでいるはずと思っていた
ジェラルド・カーシュ「壜の中の手記：晶文社ミステリー」（晶文社）
を首尾よくゲット。しかしアイルズと装丁の雰囲気がまったく違いますね。ぱっと見、ちょっとわかんなかったっすよ。
久しぶりにヤフオクでも１冊落札。
藤沢桓夫「月を消せ」（東方社）
函欠なのが残念といえば残念だけれど久しぶりに嬉しい１冊でありました。
（今日の購入冊数：１０冊／今月買った本：２６冊／今年買った本：４５３冊）
７月 ４日
アルテを読む
・ｋａｓｈｉｂａの兄貴も日記で書いているが、昨日の「かまいたちの夜」はくそでした。でも、内山里名（字、合ってる？）は高感度、じゃない好感度アップ（笑）。そういえば２がそろそろ発売なんだよね。予約しなくちゃ。
・各方面で絶賛の嵐が吹き荒れている、ポール・アルテ「第四の扉」をようやく読了。あらすじは端折って感想ね。
いやあ、久しぶりにわくわくさせてもらいましたぜ。わずか２００ページに幽霊、密室（２つも！）、ドッペルゲンガー、交霊術と怪奇趣味がてんこ盛り。しかも解決も程よく纏まっている（メイントリックが某作家のデビュー長編とそっくりなのは笑ったけれど）。ただうまくは説明できないのだけれど、フランス作家の書いた本格を読んだときに良く抱く、なんというか「違和感」のようなものを今回も読了時に感じてしまいました。メイン・ディッシュの材料で作られた「デザート」を食べたような感じかな（ごめんなさい。訳わかんないですね）。ただ、これだけ「密室」にこだわっている作家の存在は貴重。どんどん訳してくだされ＞早川書房。
・ネットで新刊買い。最近はｂｋ１を利用（コンビニ振込みができるんで便利なのである）。ブツは
Ｍ・Ｒ・ラインハート「黄色の間」（ポケミス１７１７：初：帯）
（今日の購入冊数：１冊／今月買った本：１６冊／今年買った本：４４３冊）
７月 ２日
祭の終り
一ヶ月にわたって開催されたＷ杯もブラジル優勝で幕を閉じすっかり抜け殻状態のオレ。東京１２チャンネル（この名称で年がわかりますな）往年の名番組、「ダイヤモンドサッカー」で「ブンデスリーガ」最高を刷り込まれたオレにとってはドイツの準優勝は悔しい限り。まあ、２００６年の自国大会ではダイスラーも帰ってくるしやってくれるでしょう。
実は先月末にスズメの涙ほどのボーナスが出たので、帰宅途中にＹ古書店に寄ってみた。珍しく店主のオヤジさんがいたのでお茶＆水羊羹をご馳走になりながら古本談義。ちなみにこのオヤジさんの最も気に入っている捕物帖は「顎十郎」と「なめくじ長屋」とのこと。オレも十蘭は大好きな作家なので、時間のたつのも忘れ十蘭談義。いやぁ、結局２時間半も居座ってしまいましたとさ。
Ｙ古書店で買ったポケミスは以下。
ｄ：ジョセフィン・テイ「時の娘」（ポケミス１１４：初）→初版に買い替え。
ｄ：ジョルジュ・シメノン「深夜の十字路」（ 〃 １１９：初）→ 〃 。
ｄ：マーガレット・ミラー「鉄の門」（ 〃 １２２：初）→ 〃 。
アガサ・クリスティー「七つの時計」（ 〃 ２３５：初）
ガストン・ルルー「黄色い部屋」（ 〃 ２３７：初）
〃 「黒衣夫人の香り」（ 〃 ２３８：初）
アガサ・クリスティー「ひらいたトランプ」（ 〃 ３３８：初）
ｄ：ハーバード・ブリーン「真実の問題」（ 〃 ３５４：初）→初版に買い替え。
Ａ・Ａ・フェア（Ｅ・Ｓ・ガードナー）「寝室には窓がある」（ 〃 ３８２：初）
Ｓ・Ｓ・ヴァン・ダイン「誘拐殺人事件」（ 〃 ３８５：初）
アガサ・クリスティー「ゼロ時間へ」（ 〃 ３９２：初）
Ａ・Ａ・フェア（Ｅ・Ｓ・ガードナー）「スリップに気をつけて」（ 〃 ４２６：初）
〃 「女は待たぬ」（ 〃 ４３０：初）
〃 「嘘から出た死体」（ 〃 ４９４：初）
〃 「カウント９」（ 〃 ４９５：初）
なんか月初めからとばしてるなぁ。
（今日の購入冊数：１５冊／今月買った本：１５冊／今年買った本：４４２冊）