散 財 日 記（２００３年５月）
５月２７日
エアチェック
某国営ＢＳ放送で、あの伝説のドラマ「事件記者」の映画版が放送されているのはご存知だろうか？ ５／２６〜５／３０まで、１日２本づつ計１０本の放送。すでに今日の時点で４本が流されたのだけれど、これが意外なほど面白いのである。映画はまるっきりの無知なので、出演俳優の名前で知っているのはＳＲＩ所長の原保美さんくらいなんだけど、どの役者さんも味のある演技をしている。特にキャップ役の役者さん（永井智雄？）が良い。電話を取るときの「へいへい、相沢」っていうせりふの間といったらもう。扱われている事件も、放送当時の風俗を背景にしたもので興味深い。あと３回、録画をミスらないようにしなきゃね。そして６月にはＣＳのチャンネルＮＥＣＯであの多羅尾判内の初期４作（「七つの顔」、「十三の眼」、「二十一の指紋」、「三十三の足跡」）が放送される。これもチェックだぜ。
そして、今日はファミリー劇場で「怪奇大作戦」の「京都買います」が放送される。これで「怪奇」は録画コンプリート！ 全２６話が手元に揃うことになる。
本のほうは、海外の古書店に洋書を１冊注文したのだけれど今だ連絡が来ない。入手が確定したら書きますね。
（今日の購入冊数：０冊／今月買った本：２５冊／今年買った本：２８１冊）
５月２５日
いろいろ
・う〜ん、一週間に一回しか更新ができないぞぅ。古本屋周りはおろか読書のほうも、全然時間がなくて進まず。未読本だけ増えていく・・・。泥沼ですな。
・浦和レッズがマリノスに勝利！ 大鴎さんには悪いがガッツポーズである。
・川口さん＠白梅軒店主に刺激され、いろいろとＤＶＤを検索しているのだが、イギリスのサイトでとんでもないものを見つけてしまう。あの「血を吸うシリーズ」３部作が、なんとイギリスでＤＶＤ化されているらしいのだ。イギリスは日本と同じくリージョン２なのだが、ＰＡＬなので一般のＤＶＤプレーヤーでは再生が不可能なのだけれど、パソで見るぶんには問題なく再生できるらしいのだが本当だろうか？ どなたか試した人いません？ もし本当なら直ぐにでも注文したいぞ。
・ここ一週間で購入した本は３冊、いずれも新刊である。あ〜あ、本当に古本日照りだよなぁ・・・。
鮎川哲也「サムソンの犯罪」（創元推理文庫）
ハリントン・ヘクスト「テンプラー家の惨劇：世界探偵小説全集
第４２巻」（国書刊行会）
「ＨＭＭ ２００３／７：フランス・ミステリの復権」（早川書房）
・明日、明後日、それに水曜日も外部の会議。木曜と金曜に報告期限と、憂鬱な一週間になりそうな予感。あ〜あ、本読みてぇ・・・・・・・。
（今日の購入冊数：３冊／今月買った本：２５冊／今年買った本：２８１冊）
５月１９日
日照り
よしださんも書いているが、近頃古本屋で「欲しい！」と思うような本が本当に無くなった。リサイクル系はおろか、個人古書店なんかに行ってもとんとそういった本が見つからない。しかも新刊のラインナップが充実しているものだから、この「散在日記」も最近の購入報告は新刊ばかり。いよいよ限界かなぁ。
今日も地元の書店で新刊を３冊。
Ｄ・Ｂ・オルセン「黒猫は殺人を見ていた」（ポケミス１７３１：初）
はやみねかおる「怪盗クイーンの優雅な休日」（講談社：青い鳥文庫）
新庄節美「雨あがり美術館の謎」（ 〃 ： 〃 ）
オルセンは以前書いたように、古典本格好きだったら抑えておきたい長編。ちなみに来月はいよいよアルテの第２弾が出るぞ。同時刊行のＤ・Ｂ・ヒューズ「孤独な場所で」も要チェック！ ちなみにポケミス復刊希望葉書は結局出さず。「チビーシリーズ」の方は全作刊行かと思ったら、とりあえず様子見で１冊だけ復刊との噂。続刊のためにも買いましょう！＞ＡＬＬ。
関係ないけど、今日来た全１２通のメールのうち、ウィルスメールはなんと４通。しつこいようですが、ウィルス定義ファイルの更新はまめにしましょうね。
（今日の購入冊数：３冊／今月買った本：２２冊／今年買った本：２７８冊）
５月１３日
東京出張
今日は、あなめずらしや東京出張。事前にいつも遊んでいただいている皆さんに連絡を取ろうかとも考えたのだけれど、平日ゆえご迷惑になるかと思い単独で酒飲みしてまいりました。へろへろですので変な言い回しがあってもご容赦を。
会議は日比谷だったので、終わったあと千代田線と半蔵門線を乗り継いでとりあえず神保町へ。時間がないので定番の店だけ覗く。＠ワンダーと古書センターは買うものなし。田村にも貸本の時代小説がたくさん並んでいたのだけれど、なぜかこちらの興味のある作家に高い値段が付いている。パスして、某書店（名前失念）の均一台に転がっていた、
Ｌ・ディヴィッドスン「モルダウの黒い流れ」（ポケミス６７５：初）
だけ拾い書泉グランデへ。地元に売ってなかった新刊を２冊買う。
マイケル・ギルバート「捕虜収容所の死」（創元推理文庫）
ミステリー文学資料館 編「『探偵実話傑作選』：甦る推理雑誌
第６巻」（光文社文庫）
がそれ。前者は森さんべた褒めの長編だし、後者は収録作も魅力的なものが多いけれど、なんといっても後半の資料が嬉しい。
続いてＹ書房へ、ここも一時期に比べるとポケミスの数が減ってますな。ちと値段は張ったんだけれど、
ミッキー・スピレーン「明日よ、さらば」（ポケミス３３１：初）→スッゲー薄いぞ。ページ単価は今まで最高かも（笑）
Ｆ・デュレンマット「約束」（ 〃 ５９３：初）
ジャック・フィニィ「完全脱獄」（ 〃 ６７９：重）→ぐわあ、慌てていて奥付の確認忘れちまっただよ。
Ｆ・デュマンレット「嫌疑」（ 〃 ６７９：初）
の４冊を購入してここで時間切れ。同行者と北千住駅で落ち合い、ビールを飲みまくって帰ってまいりました。まあ、デュマンレットの２冊を入手できたんで満足です。
（今日の購入冊数：７冊／今月買った本：１９冊／今年買った本：２７５冊）
５月１２日
てんてこ舞い
の一週間が漸く終わったっす。この一週間は土日も含め、古本屋はおろか新刊書店にも全然行けなかったんだよね。いろいろと新刊も出てるようだし、給料日前で財布はちと苦しいが、Ｏ市まで足を伸ばすことにした。まずは新刊書店、創元のギルバートは残念ながら見かけなかったけれど、
日下三蔵 編：小栗虫太郎「小栗虫太郎：怪奇探偵小説名作選
第６巻」（ちくま文庫）
貫井徳郎「被害者は誰？」（講談社ノベルズ）
の２冊が棚に並んでいたので買う。小栗は桃源社版他ですべて既読なのだけれど、応援の意味で買わなくてはなるまい。ちくまでは「尾崎翠集成」の下巻も、実相寺の「ウルトラマンの東京」もまだ未入手なんだよなぁ。実相寺はともかく、尾崎翠は直ぐ品切れになりそうなので早く抑えないと。
ついでといっては何だがブックオフににも久しぶりに寄る。まずは新書から。
霧舎巧「マリオネット園」（講談社ノベルズ）
山口雅也「垂理冴子のお見合いと推理」（ 〃 ）
続いて文庫。以前読んだ「海底密室」が面白かったので、同じ作者の
三雲岳斗「レベリオン：放課後の殺戮者」（電撃文庫）
〃 「 〃 ：弑殺校庭園」（ 〃 ）
〃 「 〃 ：炎を背負う少年たち」（ 〃 ）
〃 「 〃 ：彼女のいない教室」（ 〃 ）
の４冊を。何回も書いてるけど学園物は結構好きなのだ。
最後にハードカバーでしめ。
島田荘司「ハリウッド･サーティフィケイト」（角川書店）
秋山瑞人「猫の地球儀１、２」を続けざまに読破。泣いたぜ！
（今日の購入冊数：９冊／今月買った本：１２冊／今年買った本：２６８冊）
５月 ６日
連休終わって
なんだか今年のＧＷはちっとも連休って感じがしなかったよなぁ（特に後半）。飲み会やら、家庭菜園の草むしりやら、メーデー（なんで連休の最終日にやるのさ）やら、サッカー観戦（祝！ レッズ爆勝２連勝）やらと、出かけてばかりだったからかな。こういったわけで古本屋にも行けず、連休中に買った本は、
「ＨＭＭ２００３／６月号」（早川書房）→クラシック短編のオンパレード。ミードが嬉しい。
「新青年趣味 第１０号」（新青年研究会）→ますます充実の第１０号。西尾正の短編再録がグッド。著作権も切れているはずだし、どこからか短編集が出ないかしら。
「Ｋ Ｆｉｌｅ」（ 〃 ）
の３冊だけ。目録のほうも久しぶりに２通届いたけれど、これといって買いたいものもなし。なんか倦怠期だよなぁ。
（今日の購入冊数：３冊／今月買った本：３冊／今年買った本：２５９冊）