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ここのところ夢中になって集めていたシムノンの「メグレ警視シリーズ」ですが、ついに完集となりました（最後の一冊、「自由酒場」は洋書でごまかしましたけれど・笑）。実は私、「メグレ警視シリーズ」は「男の首」たった一編しか読んでおりません（ああ、石を投げないで下さい）。しかし先日、ある方に「３０過ぎたらシムノンだ！」と言われ、その他複数の方にも勧められましたので「積ん読」本を減らすためにも「全作レビュー」に取り組むことに致しました。初心者ゆえとんちんかんなことを書くかもしれませんが、よろしくお付き合いくださいますようお願い申し上げます。なお、原書の排列は、「メグレ警視事件簿」（「名探偵読本第２巻：メグレ警視」収録・作成者記名無）を参考にいたしました。
１．「怪盗レトン」：Ｐｉｅｔｒｅ ｌｅ Ｌｅｔｔｏｎ（1931）
２．「死んだギャレ氏」：Ｍ．Ｇａｌｌｅｔ， Ｄｅｃｅｄｅ（1931）
３．「サン・フォリアン寺院の首吊人：Ｌｅ Ｐｅｎｄｕ ｄｅ Ｓａｎｔ−Ｐｈｏｌｌｉｅｎ（1931）
４．「メグレと運河の殺人」：Ｌｅ Ｃｈａｒｒｅｔｉｅｒ ｄｅ ｌａ Ｐｒｏｖｉｄｅｎｃｅ（1931）
５．「男の首」：Ｌａ Ｔｅｔｅ ｄｕｎ ｈｏｍｍｅ（1931）
６．「黄色い犬」：Ｌｅ Ｃｈｉｅｎ ｊａｕｎｅ（1931）
７．「メグレと深夜の十字路」：Ｌａ Ｎｕｉｔ ｄｅ Ｃａｒｒｅｆｏｕｒ（1931）
８．「オランダの犯罪」：Ｕｎ Ｃｒｉｍｅ ｅｎ Ｈｏｌｌａｎｄｅ（1931）
９．「港の酒場で」：Ａｕ Ｒｅｎｄｅｚ-Ｖｏｕｓ ｄｅｓ Ｔｅｒｒｅ Ｎｅｕｖａｓ（1931）
１０．「ゲー・ムーランの踊り子」：Ｌａ Ｄａｎｓｅｕｓｅ ｄｕ Ｇａｉ Ｍｏｕｌｉｎ（1931）
１１．「三文酒場」：Ｌａ Ｇｕｉｎｇｕｅｔｔｅ ａ Ｄｅｕｘ Ｓｏｕｓ（1932）
１２．「霧の港のメグレ」：Ｌｅ Ｐｏｒｔ ｄｅｓ Ｂｒｕｍｅｓ（1932）